もう8時か、

【マンガ批評】「ひとひら」 少年マンガと少女マンガ その境界線で心地よく(33)

1 ◆newsSM/aEE @水前寺清太郎φφφ ★ 2007/08/08(水) 18:24:35 ID:??? BE:784485869-PLT(24679)
劇青年ではなかった自分には、舞台に立つ者たちの気持ちは分からない。だが、桐原いづみの
「ひとひら」に登場するキャラクターの、繊細で細やかな描写は、高校の演劇部とは恐らくこんな
雰囲気なのだろう、と思わせてくれる。

ストーリー自体は典型的な群像劇だ。麦チョコこと浅井麦は極度の上がり症の高校1年生。
合格発表のときから麦の美声に目を付けていた一之瀬野乃は、自分が主宰する「演劇研究会」
に麦をスカウトする。引っ込み思案だった麦も、周囲の励ましもあってやがては主役を任される
ほどに成長していく。だが麦たちの通う熊鷹芸術学院には別に「演劇部」も存在し、二つの部活は
やがて互いの存亡をかけて対決することになるのだった……。

少年マンガと少女マンガが別個の市場を持つなど、日本のマンガには長らく、対象読者や内容など
で性別の隔離があった。そんな現状にあって、本作の掲載誌である「コミックハイ!」は、両者の
隔離を逆手に取り、男性向け少女マンガ誌というコンセプトを打ち出し、「女子高生」(大島永遠)や
「こどものじかん」(私屋カヲル)などの話題作を世に送ってきた。

少女マンガ的な作画や世界観をベースに、多くの萌え要素や、男性読者の視線を強く意識した
ギャグと舞台装置をミックスしていくこの雑誌ならではのフォーマットは、もちろん本作でも健在だ。
二つのマンガの境界線が揺さぶられる感覚は何とも言えず心地いい。
ひとひら 桐原いづみ 双葉社 600円

◇筆者プロフィル
暮沢剛巳/美術評論家。最近では、マンガとアートの融合などをテーマにマンガ評論の分野でも
活動中。近著に「美術館の政治学」(青弓社)。

まんたんウェブ http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/post_1243.html
関連 【寝具】「こどものじかん」「女子高生」「ひとひら」の抱き枕カバー、コミケ・コミックハイ!ブースで販売
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1185197303/l50
総レス数 33

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

IE等普通のブラウザで見る場合 http://tubo.80.kg/tubo_and_maru.html
専用のブラウザで見る場合 http://www.monazilla.org/

2ちゃんねる Viewerを使うと、すぐに読めます。 http://2ch.tora3.net/
この Viewer(通称●) の売上で、2ちゃんねるは設備を増強しています。
●が売れたら、新しいサーバを投入できるという事です。


よくわからない場合はソフトウェア板へGo http://hibari.2ch.net/software/

モリタポを持っていれば、50モリタポで表示できます。




read.cgi@hanako ver 2011/01/22
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)